ナリ的ランキング初登場1位!
”大阪で一番コスパの良いお寿司屋さん”でっす!
(≧▽≦ノノ゙☆パチパチパチパチ
「まだ出てくるの!?」と絶望感にも似た感情が芽生えてくるほど、次から次へと提供される品数だけでなく、一品ずつのクオリティも素晴らしい内容に驚愕しまくりんぐ!
「肥後橋駅徒歩1分」の超絶好立地にもかかわらず、リピーターでも、ストレートにたどり着けない、本物の隠れ家立地も大好きにナリました。
立地も内容も決してスベらない「鮨すばる」さんです。
おうかがいしたのは、2025年11月上旬です。
基本情報
店名:鮨すばる
住所:大阪府大阪市西区江戸堀1丁目16−29
営業時間:17:00 – 23:00
定休日:不定休
電話:06-6443-7772
キャッシュレス対応:クレジットカード、電子マネー、QRコード決済可
禁煙対応:全席禁煙
路地裏にひっそり…
まず驚かされたというか、テンション上がったのは、お店の立地です!
アクセスを見ると「肥後橋駅より徒歩1分」、「肥後橋駅から125m」と書かれてて、めちゃくちゃ駅近のベリー便利な立地のようです。
でも、おそらく、ストレートにお店にたどり着ける人はほとんどいないんぢゃないかと思いました。
なぜなら路地裏にひっそりと佇んでいたから(笑)
来たことのあるお友達でさえも一度通り過ぎてしまったという、由緒正しい隠れ家立地でした。
「鮨すばる」さん、もう大好きにナリました(笑)
地面近くにお品書き、しゃがまないと見えない高さにあるのもキュートですw
念の為、ご主人の背が低いわけではなく、むしろ大型です。
入る前から楽しくナリます♪
今回は、税込13,200円のおまかせをいただきました。
店内の様子とメニュー
店内はL字型のカウンター8席のみ!
中がよく見えそうな端っこに座りました。
お料理はおまかせなので、ドリンクメニューのみです。
ワインもありましたが、今日は日本酒を飲む気まんまんで来ておりまっする♪
とりあえず最初はビールを1杯いただいてからスタート!
(^O^)/C□☆□D\(^_^ )カンパーイ!
あ、箸置きに「とりあえずビール」って書いてるような気がするYO!
通天閣な箸置きもクールですが、お友達の分を見てみたら「好きやねん」と書いてありました。
遊び心があって、ますます楽しみになってきました♪
おまかせコースは続くよどこまでも
一品目は「鯛の子」でした!
といっても、正確には、鯛ではなくて、他のお魚のを使われていると説明していただいたんですが、いきなり記憶喪失になってしまいました( ; ̄ω ̄)ゞ
”ししゃも”と同様、厳密にはそうでなくても、一般的には「鯛の子」として提供されているので、また思い出したら更新しておきます。
あっさり優しい味付けで、プチプチ美味しくいただきました。
間髪入れずに、くらいのタイミングで、スグに次のアテが登場!
たっぷりの「あんきも」です!
山葵が添えられてて、柚子の香り付けがされていました。
こちらも負けじと、素早く2杯目のお酒を注文!
「ゆきの美人 純米吟醸 秋しぼりたて 生酒」です。
季節ごとに登場する絞りたて生酒の秋バージョンでした。
ほんのり柑橘系なフレッシュ感があって、柚子を削ったあん肝にもマッチしてる気がしました。
というか、またまた間髪入れずにアテが投入!
「銀杏」!
でかいっ!
秋の日本酒に、大粒の「ぎんなん」だなんて最高の贅沢♪
(〃)´艸`)オイシー♪
アテを堪能してたら、少し間を置いて、五島のお塩と玉ねぎ醤油が出てきました。
お造りは石鯛でした!
3枚で薄かったので、最初出て来た時は?と思いましたが、石鯛という事で納得!
しかも、この後の品数、ボリュームを考えたら、全くの適正量。
これはお酒が進次郎ということで、お次は「伝心 稲 純米生酒」です!
生酒らしいなめらかな旨味と、スッキリした酸味で、ソフト目な辛口、といった印象でした。
ちなみに、昨年福井へ一緒に行ったお友達だったので、またここで福井のお酒を飲んでるのがちょっと不思議な感じでした。

続いてもお造りが登場!
脂の多い薄切りはなんだろう?と思ったら、「くじら」の「かのこ」でした!
!(#゚Д゚)ゞ
「くじら」のお造りといえば「さえずり」しか知らなかったので、「かのこ」は初体験でした。
クジラの”下あごの付け根”部分と教えていただきました。
「石鯛」に続いて「鯨の鹿の子」という、希少な高級食材の連続に驚かされました。
驚いてるうちに、目の前ではご主人が鰹を炙られていましたが、どうやら出来上がったようです。
「鰹のたたき」!
ザクザク大きなにんにく片がソソられます♥
よーし!次のお酒だー!
「高龍 皚判(シロバン)生原酒 オリガラミ」
”限定品”もソソられますが、ラベルが素敵!
よく見たら、バーコードがボトルの形状になってて、なぜかテンションアゲアゲでした(笑)
”おりがらみ”ということで、旨味やコクが強めなので、赤身のカツオにバッチリでした!
微発泡なガス感や酸味も、ニンニク等の薬味と相性抜群で、最高に美味しくいただけました!
お次は、キノコみたいな器が登場!
「さつまいもの茶碗蒸し」でした!
うわ~!優しい味わいでスウィーティーが溢れまくり!
(*´艸`*)
さっきまでアゲアゲ一辺倒だったお口が、落ち着きを取り戻したような気がしました。
ちょっと冷静になったところへ次のお料理です!
本物のししゃも!略して「本ししゃも」! ←チガウ
一般的に子持ちシシャモと言われて流通してるのは、ほとんどが「カラフトシシャモ(カペリン)」ですが、これは本来のししゃも「本ししゃも」でした。
またまた希少な高級食材が登場!
大好きな茗荷まで添えられてて、またまたお酒がススム君になっちゃうです♪
ここらで超辛口いっときました!
「春鹿 超辛口 純米中取り熟成生原酒」!
”中取り”と”熟成”のおかげで、超辛口からイメージするより、お米の旨味が伝わるまろやかな口当たりでしたが、後から辛さがやってくる時間差攻撃のような楽しい美味しさでした。
シシャモの香ばしさとのマリアージュもバッチリでした。
(≧∇≦)b
続いては、見ただけで分かる「白子」ちゃんでした!
ほっとする温かさと優しい味わいで再びリセット!
酔いがさめたのでまだまだ飲めそうな気がしてきました(笑)←酔ってる
酔いがさめたところで、いよいよ握りがスタートとナリました!
いきなり登場したのは、本日の鮪のご紹介!
宮城県石釜の天然本鮪!
(p゚∀゚q)おぉ♪
そして一貫目は宮城県石釜の天然本鮪のトロ!
美しいがすぎる・・
握りは「鞍掛け」スタイルで、シャリは少なめの「シャリコマ」でした。
シャリの量は少ない方が好きなので、まさにバッチリ、ナリ好みの握り!
お口の中で上品にトロけたと思ったら、続いては「ヅケ」が登場!
ご主人とお話してたら、その流れで、今熟成中の鮪を見せていただけちゃいました。
しゅ、しゅごい!
なんだか凄い迫力を感じながら「ヅケ」をいただきました。
ところで、凄く好きだと思ったのは「ガリ」でした!
ゴロゴロ角切りだったので、文字通り「ガリガリ」と、食べ応えがあって、ガリ大好きっ子的にはハマりそうな美味しさでした。
他のお寿司屋さんも「ガリ」はこの形にして欲しい~!
「かつおのたたき」のニンニクがスライスではない事や、シャリの食感、角切りの「ガリ」等、もしかして、食感を大事に考えられているのかなと感じました。
日本酒ですが次も凄いのをいただきました!
「秋鹿 純米吟醸 能勢厳寒仕込み 限定五千本 秋出し」
文字通り、厳寒期に仕込んだお酒を、春夏と寝かせて秋に蔵出しする5千本限定のお酒でした。
ラベルは表貼りだけでしたが、書体がカッコいいし、情報量が多いし、これを見るだけで、凄く貴重なお酒ということがビシバシ伝わってきました。
左下には、”5000分の30”と限定番号も振られていて、テンションあがっちゃいます。
そんなに酔ってないはずなのに「美味しかったです」くらいしか言えないのはなんでだろう(笑)
記憶が曖昧なので、お魚が間違ってたらすいませんなのですが、握りはまだまだ続きます!
山口県産の「アジ」には”ネギ生姜”が乗せられていました。
しっかりした甘みと旨味が極上でした。
続いては「鰆」です。
漢字の印象から春が美味しそうですが、秋から冬が脂が乗ってて美味しいそうです。
まさにドンピシャな季節!
しかも、明石の一本釣り!でした!
軽く炙られていて、皮と身の間の脂が溶け出してるので、香ばしさだけでなく、とろける食感も存分に堪能出来ました!
(゚д゚)メチャウマ!
脂の乗った極上のお魚が続きます!
なんと「羅臼の天然ぶり」!!
驚くほどの脂の乗りと鮮度の高さ等、「羅臼の天然ぶり」のような最高級は初めていただきました!
全体的にきめ細やかな脂が回っていて、いかにも美味しそう!
これに限らずですが、丁寧に隠し包丁が入れられていて、仕事の細やかさも伝わってきます。
大根おろしが乗せられていて、脂の甘みは引き立つわ、後味はさっぱりするわ、で最高の握りでした。
続いては貝でしたが、何貝だったか失念。。
多分「北寄貝」だったような^^;
「車海老」は覚えてますが、それまでの印象が強すぎたこともあって、普通のエビちゃんくらいの記憶になっちゃってますが、凄く美味しかったのは言うまでもなくです、、すいません(^.^;
お次はよーく覚えてます!
またもや高級食材の「アワビ」ちゃん!+肝付き!
鮑の食感と磯の香りに加えて、肝のほろ苦さが最高でした!
さすがにペースは落ちてきましたが「洌 純米大吟醸」を投入!
ラベルに書かれているように、スッキリしたキレが鮑にピッタリでした!
「洌とは、まるで澄み切った真冬の小川のような、芯の強さと透明感を表します。旨みののった飲み応えと、相反する辛口のキレこそが洌の真骨頂。キリッと冷やせばすっきり辛口、常温近くではハリのある旨味がハッキリと顔をだします。」
濃厚な鮑の肝をいただいたはずなのに、なぜだか清涼感(笑)
そこにまたもや極上がやってきました!
「のどぐろ」大好きー!
₍₍ ◝(^O^)◟ ⁾⁾
軽く炙られていて、お塩が振られていました。
溢れる極上の脂の旨味+炙りの香ばしさが最高でした。
他にも炙りの握りはありましたが、「のどぐろ」が一番芳醇な香ばしさに感じられました。
例によって例のごとく、丁寧な隠し包丁が入れられているので、お口の中で心地よくほどけるように、柔らかさが増幅されている気がしました。
お塩が甘みをさらに引き立ててくれて、心地良い香ばしさとも合わさって、夢見心地な味わいでした。
(*´∇`*)
そろそろお腹もいっぱいになってきましたが、有無を言わせず「ひらめの昆布締め」です。
ねっとり滑らかな食感で美味しくいただきました。
キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !!!
「アレはないのかな~?」なんて思ってたら来ました!
大好きな「うに」です!
見た感じ、3種類かな?と思いましたが、1種類とのことでした。
それにしても美味しそう♥
お聞きすると、三陸の牛乳瓶に入って売ってる「うに」とのことでした。
昆布を餌にして育った塩水ウニと教えていただきました。
10月に行った福井で”根室の昆布を餌に育ったウニ”を使った「汐雲丹」を食べたばかりだったので、昆布を探しながら味わっていただきました。
もちろん最高に美味しかったのは言うまでもなっしんぐ。

余談ですが、「いくら」も大好きというお話から、どんな「いくら」が美味しいと言えるのか、みたいないくら談義にナリました。
80度以上のお湯に入れると固くなるとか、色々教えていただいて、結局「トロッとしてるのと、プリッとしてるのと、どちらが好きか」という好みの問題という事にナリました。たしか^^;
ここでほっと一息、「しじみのお味噌汁」。
肝臓がパワーアップしちゃいそう♪
これで終わりかと思ったら、まだでした(笑)
続いては「いか」さんが登場!
よく見ると、ただのイカ握りではありませんでした!
糸造りを重ねた握りになっていて、驚異的な仕込みの手数が伝わってきました!
まさに職人の美学とも言える美しい握りでした。
ほんの少しお塩が振られていて、イカの甘味が存分に引き出されていました!
もう一つ、赤酢のシャリは気持ちかために感じていたんですが、このイカの弾力と絶妙なバランスで、食感的にはこれが一番楽しく美味しく感じられました。
続いては、江戸前寿司のコースを締めくくる一品「あなご」さんでした。
口どけの良い「あなご」本体の美味しさもさることながら、赤酢のシャリの酸味と、甘辛いツメ(タレ)のコントラストも美味しくいただきました。
これも手間のかかる一品ですが、素晴らしい出来栄えでした。
ご主人は1日24時間のうち30時間くらい仕事をされているんぢゃないだろうかと思うくらい、あれもこれも手間をかけられているように感じられました。
いよいよ終わりが近づいてきました。
3つに山積みされた「とろたく」です。
美味しくないわけがニャいです。
さっき見せていただいた熟成という工程を経て、その後も色々と仕事が施されていて、数え切れないほどの手間がかけられている事を考えたら、とてつもなく凄いものをいただいている気がして、この小さな細巻きに感動してしまいました。
と言いつつ、ペロリと片付いてしまいましたw
最後の「ぎょく(玉子焼き)」です。
結構しっかりした、かための仕上がりでした。
本当にデザートみたいな甘い美味しさで〆とナリました。
シャリコマでなかったら、最後までたどり着けて無かったと思うボリュームでしたが、最後までどれも本当に美味しくいただけました。
ごちそうさまでした(^人^)
おまかせコースの内容
食べログを見てみたら、今回いただいた「おまかせコース」の内容が載っていました。
ストップって言うまで出てくるのかも?くらいに思っていたので、なるほど、ちゃんと決まっているのねん、と妙に感心しちゃいました。
梅田のホテルまで徒歩
酔い覚ましも兼ねて、梅田のホテルまで徒歩で帰りました。
途中で「ANAクラウンプラザホテル大阪」さんが見えました。
2025年10月15日で閉館されたので、真っ暗で少し寂しく感じました。
もう一度「クラブラウンジ」へ行きたかったんですが、結局行けないまま終わっちゃいました。

そんなことを考えつつ、今夜のお宿に到着です。
「ウォルドーフアストリア大阪」さんの宿泊記録も早めにアップしたいと思います。
まとめ
冷静になって考えたら、よくもまぁこんなに限定酒ばかり揃えられててビックリでした。
入手ルートを色々探されていたりというお話もしていただきましたが、お寿司だけでなく、お酒についても研究熱心な姿勢が伝わってきました。
お寿司やお料理についても、しれ~っと凄いものを出していただけていたんだと分かって、コスパの高さに身震いしちゃいました。
「羅臼の天然ブリです」と言われて、「へー、羅臼ってところで穫れたブリなのねん」と気軽に考えてた、この日の自分を怒ってやりたくナリました。
無知は罪(笑)
もっと勉強しなくっちゃ!と思わされた久しぶりのお寿司屋さん体験でした。
絶対また行きまーす!





































































