大好きなお店です!
といっても、2年近くご無沙汰しておりました^^;
2021年にリニューアルされた為、早く行きたいと思ってましたが、何とか12月に行く事が出来ました。
外観も内装も、お皿も色々変わっていて、シェフが新しいところを目指されている事が伝わってくるようでした。
お料理については、クランブルの使用頻度が減ったような気がしましたが、その代わりに・・・w
お店は本町の靭公園スグです。
なぜかワンちゃんのお散歩をしている人が多すぎる靭公園ですが、秋の終わりから冬の始まりといった光景でした。
ここまではいつも通りの光景でしたが、お店に到着すると、あまりの変貌ぶりに焦ってしまいました!
(@ ̄□ ̄@;)
凄いリニューアル!!
基本情報
店名:Difference レストランディファランス
住所:大阪府大阪市西区靱本町1-16-12
営業時間:12:00-15:00/18:00-22:00
定休日:火曜日
電話:06-6479-1140
キャッシュレス対応:クレジットカード、電子マネー可
禁煙対応:全席禁煙
オープン:2013年7月12日
本町駅28番出口徒歩5分
アクセスは、地下鉄四つ橋線「本町駅」28番出口からが一番近いです。
徒歩約5分です。
靭公園の南側に入ってスグ(たしか2軒目)の場所にあります。
2022年もミシュランガイド一つ星獲得!
ミシュランガイド2022年版でも一つ星を獲得されました!
2015年から連続8年!
素晴らし過ぎます~!
(≧▽≦ノノ゙☆パチパチパチパチ
リニューアル後の外観、内装
まっ白!!
((= ̄□ ̄=;))ナ、ナント!!
あまりにも以前と外観が変わっていたので「たしか移転はしてないはず、、」と一瞬焦ってしまいま、した^^;
入口横にはたしかに「Difference」の文字がありんす♪
お店の外でお友達と待ち合わせて喋ってたら、中からソムリエの方が声をかけてくださって中に案内していただきました。
2年もご無沙汰だったのに&マスクもしてるのに、いきなり名前を呼んでいただいてビックリしちゃいました!
人はそれをプロフェッショナルと呼ぶ、といったところでしょうか^^;
1階に入ったらまたもや吃驚!!
( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!
「2階をメインフロアに変更」されたというのは知っていましたが、1階に2席だけとは思ってもいませんでした!
2階席は一体どんなふうになってるんだろう?
2階席はこんなふうに変わってました!!
( *゚∀゚* )
窓側から振り返ってみるとこんな感じ。
劇的変貌過ぎる・・・
(;・∀・)
リニューアル前の外観、内装
せっかくなので、リニューアル前の外観と中の様子です。
これが完全にまっ白な”ぬりかべ”みたいになっちゃってたので本当に焦ってしまいましたw
1階席はロングソファがあってこんな感じの雰囲気でした。
こちらが2階席。
椅子も変わっているようですが、テーブルも全部変更されてるのかなぁ?
2階もまっ白にリニューアルされていて、窓は1つだけに変わっていました。
それでも圧迫感を感じないのは、全体的に白いからなのかな?なんてことを考えてみたり^^;
メニュー
本日のメニューです!
てゆーか、メニューも以前までとは変わっていました!!
今までは、使われている食材が列挙されていましたが、今回はメインの食材のみが記載されていました。
ショウプレートも無くなっていて、ナプキンとコースのお品書きのみ、という構成に変わっていました。
どちらかというと、キラキラだったりピカピカだったりするショウプレートは好きな方なんですが、どうやらシェフはシンプルとか洗練されたものを追求しようとされているのかな、と感じました。
イマドキらしく、マスクケースも用意されていましたが、なんだかオサレでした♪
いつも通り最初は美味しいシャンパーニュからスタートしました!
(≧∇≦)/□☆□\(≧∇≦ )カンパーイ!!
この日のシャンパーニュは”ドラピエ ブリュット・ナチュール”でした。
素人にも分かるぶどう感バリバリな味と香り、何にでも合いそうな力強い味わいがとっても美味しかったです!
”ハウスシャンパン”として決め打ちのところもありますが、こちらはその時によって何が出てくるか分からないのが楽しみの一つでもあります。
といっても、決め打ちは「あそこに行けばアレが飲める!」というのもあるので、使い分けかな、と思います。
例えば、京都の「リストランテ キメラ」さんの”ボランジェスペシャルキュベ”は前菜からメインまでカバー出来ちゃう包容力というか懐の深さと、しっかりした味わいが大好きです(^^)
ランチ
ドキドキの一品目です!
1品目は「甘海老」と書かれています。
先ず一番下にはフェンネルのムースがあって、その上に甘海老が乗せられていました。
一番上の緑色はエストラゴンのメレンゲでした。
その上から”豚の背脂のスープを凍らせて削ったもの”を散らしてありました。
ガラスの中身は”甘海老のビスクとコンソメのスープ”でした。
ペアリングのイメージでお口の中で合わせてください、とのことでした。
”豚の背脂のスープを凍らせて削ったもの”の風味が不思議な感じ♪
”甘海老のビスクとコンソメのスープ”は予想以上に濃い味わいで、尖った印象でした。
何ていうか、いきなりガツンとインパクトを与えられたような感じで、これから楽しいコースが始まるから目を覚ましなさい!って言われてるようなお料理でした^^;
2品目は「フォアグラ」と書かれていました。
今回もまっ白なお皿でした!
下から順番に
りんごを蜂蜜やレモン果汁で炊いてジェル仕立てにしたもの
黒胡椒を効かせてあるサブレ
フォアグラのアイス?^^;
最後に”林檎の皮をローストして粉末にしたもの”を散らしてありました。
藤本シェフらしい、”ちょっと不思議な組合わせ”がシンプルに構築されていました。
三品目です!
ビジュアル的に”ディファランスらしい気がする”と感じてテンション上がりました!
(*’▽’*)わぁ♪
こちらは「秋刀魚」と書かれていました。
お料理ですが、みかんを炙ったもの、サンマの肝のアイスクリームが交互に並べられていました。
その上に”大根のマリネのスライス”を被せて、一番上には”コンソメ風味を効かせたメレンゲ”が乗せられていました。
一番下はもちろんサンマちゃんです。
黄色いのがみかんの皮のソースと、白いのが大根のソース♪
このあたりで、もう一つ気づいた事が有りました。
「せんべい系多くない?」
たしかにーw
過去のディファランスさんは”クランブル”を多用されている印象でしたが、外装、内装、お皿等が変わったのと併せて、お料理のビジュアルにも変化が感じられました。
ここで無塩バターが登場です。
バターの盛り付け?も今までとは変わっていました。
酒飲みな二人はここで白ワインをオーダー♪
ギリシャの辛口白ワイン”サントリーニ”ちゃんです(^^)
そういえば!
お店に来た時からずっと気になってた「この白い壁はどこかの国の景色みたい」と思ってたのが判明しました!
エーゲ海だー!!
ヽ(=´▽`=)ノ
青い海と白い建物たち!
もしかして、ひょっとして、エーゲ海をイメージされているのかと思ったんですが、そういうわけではなさそうでした^^;
ここはフレンチレストランだYO!って怒られちゃうかも^^;
閑話休題w
4品目は「百合根」でした。
下にローストした百合根を少しマッシュしたものとカットした百合根
その上に炙った百合根
間にはホタテのソテー
いちごの赤ワインソース、貝のおだしのクリームソース
最後に”豚の背脂の風味を効かせたパン粉”をパラパラとかけて仕上げられていました。
”豚の背脂のなんとか”って何度か登場しましたが、「ラーメンぽいww」と笑えるような、楽しいような、美味しいからまぁいっかwみたいな感じで話ながらいただきました♪
そもそも、フレンチでこういう香りを使おうという発想自体が凄いと思うんですが、実際にそれを使っちゃう!しかも美味しい!というのが藤本シェフのなせる技で個性だと思いました。
ところで、バゲットは見た目濃い目な感じで今までと同じ「エイトノットベーカリー」さんかと思いきや!変わっていました!
それなのに、お店の名前を失念しちゃって自責の念に苛まれている今日このごろ・・
早急に再訪問してお店の名前を聞き直さなくっちゃw
;^ω^)
5品目は「白子」でした。
パッと見た感じ「しらこですってー!?」みたいなビジュアルでした!
下から順番に
菊芋をペーストにしたものが一番下
ソテーにした鱈の白子
下仁田ネギのクリーム煮込みと牛肉の赤ワイン煮込み
菊芋をフライにしてチップにしたもの
下仁田ネギの香りのオイル
菊芋チップのカリッカリ感と、白子のとろっとろ感に加えて、下仁田ネギの香りのオイルだけでも超美味しいのに、なぜか抱き合わせの「牛肉の赤ワイン煮込み」がめちゃくちゃ合っててビックリするしかありませんでした!
(゚∀゚)ウマイ!
6品目「鰆」のセッティングはこんな感じでした。
目の前でスープを注がれて、テンションさらにアップップ↑↑↑
メインは言うまでもなく鰆ちゃん
れんこんと里芋は、昆布の効いたおだしの中でじっくり火入れしたもの
銀杏の素揚げ
横に添えられてるペースト状のものは、黒胡椒となんとかペッパーとすだちを合わせたペッパーw
スープは牛蒡の香りを移したコンソメでした。
「フレンチのお魚料理は皮がパリッパリが美味しいの!」
と思ってる派ですが、今回は牛蒡の香りのコンソメにヤラレちゃいました^^;
鰆の火入れも半生プラスα位の絶妙さでした。
かなりしっかりした味わいの白子のお料理の次でしたが、香りで攻めて来られた感じでした。
添えられた柚子胡椒的なペーストや、銀杏、れんこん等で強弱も付ける事が出来て、あっさりだけに終わらせない楽しさが有りました。
という事で次はお肉料理ですが、「やっぱり赤ワイン飲んぢゃおう!」という事でいただいちゃいました♪
てゆーか、酒飲みの2人ということは最初から分かってたので、お安いスパークリングワインでも頼んでおくのが節約出来たような気がしましたが時既に遅し・・(;A´▽`A
7品目の「鴨」です!
鴨は大好き♥
♪(人´∀`)
鴨の胸肉のロースト
舞茸のクリーム煮込み
むかご、せり
お肉の下にはせりの軸をソテーしたものが敷かれていました。
ソースはシェリービネガー
クルミをローストして削ったものが散らされていました。
鴨が美味しかったのは言うまでもなく、”舞茸のクリーム煮込み”がすんごく良い仕事をしてました!
いただいた赤ワイン”サントネ ルージュ プルミエ クリュ ル ボールガール”も期待以上の美味しさで最高でした!
(≧∇≦)b
8品目はデザート、「柿」です。
柿をスライスにしたものの中には”紅茶を使ったアイスとムース”
アイスクリームは紹興酒と八角が効かせてありました。
さらに、柿のソルベと柿のソースと、黄柚子を使ったゆずのソース
上にはシナモンの香りのメレンゲ
最後に、柿の皮を芳ばしくローストしたものをパウダー状にしてふりかけてありました。
かなり八角の香りが効いてて、”柿の八角風味デザート”感無きにしもあらずでしたが、アイスのおかげで、全体としては中華にならず、こちらもディファランスさんらしい、新しさとか不思議さを感じるデザートになっていました。
最後の小菓子です。
かぼちゃを使ったショートケーキ
カルダモンを効かせたクリーム、上にはかぼちゃのチップス
アイスはベイクドチーズケーキのアイス
蕪の葉っぱと抹茶を効かせたブリュレ、黒蜜のソース、塩を効かせたチュイール
最後までお煎餅系が登場でしたw
味は最高!
”抹茶風味のブリュレ+黒蜜ソース+塩の効いたチュイール”
ウマ―ヾ(゚∀゚*)ノ―イ!!
そもそも、冷静に考えてみると「蕪の葉っぱと抹茶のブリュレ」って発想がらしくて楽しくなっちゃいます♪
(o^∀^)
最後はコーヒーでフィニッシュ!
今回も堪能させていただきました!
まとめ
結論:全体的に白でしたw
そういえば前回はいつ頃だったかな?と復習を兼ねて見返してみると2020年の2月以来でした^^;
お店の外観からショッキングを受けて、1階の変わり過ぎ具合に度肝を抜かれてスタートした今回のランチでした。
2階の内装も真っ白!
マットな手触りと、見た目も真っ白なお皿たちが次々と運ばれて来て、シンプルさを追求されているのかと思いましたが、お皿の中身は摩訶不思議さを隠せないところが、ディファランスさんの変わらない良さで、好きなところだと再認識出来ました。
チュイール系と、クランブルからパウダー状に変えたものを多用されていたところだけ気になりましたが、お隣のちょっと高めのコースは盛り付け等が異なっていたので、次回はちょっと良いコースをいただいてみようかと考えてたりします^^;
今回は一番お安いランチコースで、5,900円のをいただきました。
これで最後のコーヒー、紅茶まで全10品いただけるとは、やっぱりコスパ最高なところも変わらずでした!
。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。 ゜
※2023年8月のランチ
おまけ 過去のお料理たち抜粋
前回2020年におうかがいした時の記事です。
年始に開催されていた、コスパ激高な”立ち飲みイベント”の様子です。
ディファランスさんの楽しさ、奇抜さ、発想の豊かささ、ユーモアのセンス等など、大好きなところです(^^)
記念すべき初訪問
一気にファンになっちゃいました♪
ミシュランガイド一つ星を獲得されてすぐでした。