今回は「大阪ステーションホテル」さんの「駅長室」潜入の記録です。
「駅長室」とは、つまり、「BAR(バー)」なんですが、名前からイメージし難いだけぢゃなくて、入口を見てもバーだと全く分からないです。
知らずに行ったら、ただの飾りと思って素通りしちゃいそうですが、ここが「BAR(バー)」と知っていたので、楽しみにしてました。
1回目の8月は「スペシャリティサロン」で飲んだくれてたので、とてもぢゃないけどバーまでたどり着けませんでした^^;
2回目9月の宿泊時に、満を持して突撃したところ、予想以上に鉄分多めで楽しすぎたのでまるっとまとめてみました。
駅長室は鋏痕を追いかけて
まずは「駅長室」の場所についてです。
29階ロビー横にある「時空(とき)の駅前広場」からスタートです。
このエリアは「STATION SQUARE(ステーションスクエア)」という名称で、その中の施設として、「時空(とき)の駅前広場」や「ウォーターステーション」があります。
「ウォーターステーション」では、昔のJRにあったペラペラ紙コップを使って、お水をいただけます。
その他、ホテル館内のあれこれについてはこちらにまとめてます。

ロビーの反対側にある、「THE LOBBY LOUNGE(ザロビーラウンジ)」との間に、細い通路があります。
「駅長室」は、ここを奥に進んだところにあります。
通路横の壁には「鋏痕」が点々と続いているので、これを辿って奥に進む感じです。
ちなみに「鋏痕」についての説明です。
「鋏痕(きょうこん)」とは、かつて駅の有人改札で、駅係員が切符に「使用開始済み」の印として改札鋏(かいさつばさみ)で入れた切れ込み(穴)の跡のことです。
この切れ込みを入れる行為を「入鋏(にゅうきょう)」と呼びます。
「鋏痕」のデザインを、客室のアメニティボックスやルームキーのモチーフとして使用し、「時空の旅」のコンセプトを表現しています。
たしかに、アメニティの箱や、カードキーにも鋏痕デザインがありました!
この「鋏痕」を辿って進むと、一番奥の「駅長室」に到着です。
この扉があるのみで、他には看板やイーゼル等、ここがバーだとお知らせするようなものは何も無しでした。
知らなかったら、「デザインの一つとして”駅長室“の扉も用意してるのねん♪」くらいにしか思わないかも!?
多分もしかして、このプレートはどこかの駅の「駅長室」で実際に使われていたものなのかな?
とりあえず、昼間のうちに場所を確認して、17時の開店時間になるのを待ちました。
営業時間は、17:00~24:00でした。
鉄分多めの駅長室
定刻17時発
開店時間の17時にナリました!
ワクワクで「駅長室」に向かいます!
あれ?昼間来た時と同じで、看板も照明もなーんにも変わりなし・・
「本当に営業してるのかなぁ?」
一抹の不安を抱きつつ、ドアを押してみました。
バッチリ営業してましたー!
店内すごーーい!
( *゚∀゚* )
他のお客さんはまだおられなかったので、先に店内の写真を撮らせていただきました。
中の様子
入ると長いバーカウンターがあって、バックバー横の窓からはスカイビル側の景色が見えました。
カウンターの左端からでも、右端からでもスカイビルは見えました。
もしかして夕焼けも綺麗に見えるかも!?
左側奥には、ソファ席のエリアもあって、全面窓のコーナールームみたいになっていました。
カウンター真上には、鉄道レールがモチーフと思われる照明が走り回ってるようなイメージでした。
「大阪ステーションホテル」さんのロゴマークぽい気もする面白い形でした。
ちなみに、ロゴマークの解説をホームページから拝借。
歴史と未来が交差する時空の基点として、
中央の空白部分は、窓、車窓、周囲は線路をモチーフとし、
輪の形状は、繋がり、発展を意味しています。
窓から見える旅を想起しながら、人と人、人と街をシームレスに紡いでいきます。
これがめちゃくちゃカッコよくて気に入ったので、座ってる間、何度見上げたか分からないし、何枚写真を撮ったか分からないくらいでした。
当たり前ですが、バックバーにはお酒が色々並んでます。
カウンターの横にもストックがあります。
奥のエリアも行ってみました。
もしかしてここからの夜景最高なのでは・・・
(人´∀`).☆.。.:*・゚
もう一つ、カウンターの真後ろのエリアです。
ここも素敵♪
何が素敵って、壁一面の写真たちがノスタルジックでソソられるものだらけ!!
(*’▽’*)わぁ♪
鉄分多めどころぢゃなくて、鉄分溢れまくりなフォトグラフたち♥
「これはどこ?」、「これは何?」等など、1枚ずつ聞いてみたいくらいでしたが、さすがにまだオーダーもしていないので、素早く写真だけ撮って席に戻りました^^;
外の扉からは想像もしていなかった世界が広がってて、いきなりテンションアゲアゲでした。
(o≧∀≦)o))((o(≧∀≦o)ワクワク♪♪
メニュー
トップはシグネチャーカクテルたちでした。
「大阪ジントニック」、「岡山ブルーデニム」、「ディア広島サワー」等、JR西日本管内の地名が付けられた楽しいネーミングが並んでました。
その他のお酒はあれやこれやいっぱいありました。
生ビールは、「サッポロヱビス」で、1,900円でした。
気になるフードメニューですが、軽めのバーメニューのほかに、パスタやシチュー、ステーキ等もありました。
なんとなくルームサービスメニューみたいに感じられるラインナップとお値段設定でした。
「大阪ステーションホテル」さんは、フルーツソムリエの方もおられるということで、「フルーツ盛り合わせ」が気にはナリましたが、お値段を見て躊躇しちゃいました^^;
こくてつの切符?
最初にいただいたのは「大阪ジントニック」でした。
せっかくなので、「シグネチャーカクテル」を何かいただこうと思ったんですが、お聞きしてみると、結構どれも甘めな感じだったので、無難そうなジントニックにしちゃいました。
注文すると、コースターが登場!
丸いコースターが通常のコースターで、四角いのは、「シグネチャーカクテル」用と説明していただきました。
券面をよく見ると「こくてつ」とか「JNR」の文字があって、昔の切符に使われていたデザインと説明してくださいました。
そういえば、遥か昔に見たような、使ってたような・・・
てか、すごい!!
ヾ( 〃∇〃)ツ キャ ── ッ♪
さらに!
バーテンダーさんが切符にパチン!と入鋏!!
スゲエエェェ(p゚∀゚q)ェェエエ工工
突然執り行われた入鋏の儀にビックリ!
続けての決めゼリフ、「行ってらっしゃいませ」に痺れてしまいました(笑)
バッチリ鋏痕の分かる切符(みたいなコースター)の出来上がり!!
鋏痕の形によって名前があるのかどうかまでは分かりませんが、M字型の鋏痕片?も一緒に添えていただきました。
これはテンション上がるわぁ~!
♪♪(●^∀^●)♪♪
「シグネチャーカクテル」用コースターですが、濡らすのがもったいなかったので、通常コースターを使用してます(笑)
こちらが「大阪ジントニック」ですが、味はほとんど覚えてないという・・(^.^;
逆に、特別意表を突くような味ではなかったと思います、、すいません。。
それより何より、予想もしていなかった、まさかの入鋏の儀で、一気にテンアゲMAXのスタートとナリました。
それにしても、素敵な空間だぬ♪
ほぼ貸切状態なのも贅沢すぎるです♥
フードメニューを注文したら、取り皿とお箸が出てきました。
これも何か鉄分的な仕掛けがあるのかな?と思いましたが、普通のようでした。
バーを満喫
待ってる時間も楽しい空間でした。
窓の外を見ても素敵。
上を見上げても素敵。
ほどなくして、サラダが登場しました。
”ハーフもできます”とのことだったので、ハーフでいただいてみました。
ドレッシングは別添えです。
お野菜の鮮度に背筋がピンとなるような美味しいサラダでした。
次は何を飲もうか見ていたら、ジンが気にナリました。
これだけ色々あるのに、奈良の「橘花ジン」がないのはなんでだろう?と思ってお聞きしたところ、人気でなかなか入手困難になっているとの事でした。
ちなみに、「橘花ジン」を初めていただいたのは、「JWマリオットホテル奈良」さんのバーでした。

おすすめのジンについてお聞きすると、凄く面白いジンということで、岡山のジンを教えていただきました。
名前はまんまの「クラフトジン岡山」!
こんなのが有るのー!
全然知らなかったー!
なんて言いながら、おすすめのカクテルを作っていただきました。
名前は忘れました^^;
ショートでスッキリ美味しくて大正解!
と、ここへもう一つ、ソーセージが出来上がって来ました!
ソーセージにはビールでしょ!とばかりに、生ビールを注文しちゃいました。
粗挽きマスタード大好き♥
ビールだろうと思って注文したんですが、岡山ジンのカクテルも意外と合って美味しかったので、ちょっと食べてみてから注文すればよかったかも、と思いました^^;
嬉しいザワークラウトも添えられてて、思ったよりボリューミーでした。
お話している中で、バーテンダーさんの好きなお酒ということで、「リカール」を教えていただきました。
薬草を使ったフランスのリキュールで、飲むのは初めてでした。
ちょっとだけ味見させていただけちゃいました♪
水を加えると、ハーブの成分が反応して白く濁る、というのも体験出来ました。
おもしろーい!
(@>▽<@)!
強欲さを発揮して、先程の「クラフトジン岡山」もストレートで味見させていただきました^^;
複雑すぎる味に驚きましたが、そもそも、岡山にこんなジンがあることの方が驚きでした。
気がつけば外は夕焼けになっていましたが、ちょっと雲が多めかも・・
せっかくのマジックアワーですが、雲が多めでイマイチo(><;)o
次回は綺麗な夕焼けを目指して来ようと心に誓いました。
なんやかんやと、ストレートも飲んだり、ちゃんぽんしたりして、それナリに酔ってきたので、そろそろおいとますることにしました。
気になっていた、お店の方の制服も撮らせていただきました。
こちらも、鉄分溢れる、駅員さん風の制服です。
懐中時計まで付いてるという本格仕様でした。
カッコいい~!
♪(人´∀`)
カウンター後ろのフォトグラフエリアは、ぐっと落ち着いた雰囲気で、重厚感がマシマシに見えました。
今度はここに体を沈めて、ブランデーを揺らしてみたりも素敵そう・・
うーん、マンダム♪ ←チガウ
こんな感じで、バーを満喫させていただきました。
切符アート!
さぁ、お部屋に戻ろう、と出口手前で気が付いたのがこちら!
なんじゃこりゃーー!!
( ゚ ▽ ゚ ;)!!
本物の切符を集めたアート作品と説明していただきました!
なんと!
こんな面白アートがあったなんて!
入口ドアの正面にあったんですが、入って来た時は、バーカウンターにばかり目がいってて、全然ん気付いてませんでした^^;
どこの切符があるのか見てみました。
「加太駅」、「高千穂駅」、「佐賀駅」・・・
あれ!?「国鉄東名ハイウェイバス」なんてのも入ってるw
「盛岡駅」の隣が「加古川駅」、「百舌鳥駅」の隣が「新橋駅」とか、見ればみるほど面白すぎました!
全部見てたら夜が明けちゃいそうなので、後でじっくり見ようと写真だけ撮って「駅長室」を後にしました。
入店時は全く気付きませんでしたが、出る前に見れて本当に良かったです。
色々教えていただいたバーテンダーさんにも感謝感謝でした。
余談ですが、「どうして切符の間が不規則に空いてるのかな?」と思って聞いてみたら、デザイナーさんが作成されたので、こういうデザインということでした。
芸術って難しいワン。゚(´^o^`)゚。
夜のステーションスクエア
「駅長室」を出たら、すぐ客室階行きのエレベーターホールがありますが、あえて遠回りをしてみました。
「STATION SQUARE(ステーションスクエア)」へ行くと、「時空(とき)の駅前広場」の照明がブルーに変わっていました。
(p゚∀゚q)おぉ♪
めっちゃアダルティ~♥
♪(人´∀`)
「プロジェクション時計」を見ると、まだ19時前なのに、この酔っぱらい具合(笑)
昼間は人がいっぱいだったロビーも、すっかり落ち着いていました。
酔っ払ったと言いつつ、この後お部屋に戻って、風さん観ながらノリノリでした(笑)
「インルームダイニング」と「コーナールーム」の様子についても早めにアップする予定でっす!
大阪ステーションホテルさんの宿泊記録
●エントランス~ロビー、噂の時計、時空の駅前広場、YUAGARI ROOM etc…

●豪華絢爛!眺めも素敵な驚きと感動の朝食ビュッフェ

●スペシャリティサロン編 強すぎるメニューがめじろ押し♥

●スペシャリティフロアのツインルーム

●シーニックツインコーナールーム編
今回の費用
マリオット公式サイトからの予約です。
今回も全額ポイント利用です(笑)
「シグネチャーキング」で、57,000ポイントでした。
「マリオットアメックスプレミアムカード」の無料宿泊特典分の50,000ポイントに、7,000ポイント加算しての宿泊でした。
「ナイトリーアップグレードアワード(NUA)」が承認されたので、「シーニック ツイン コーナー, 客室, 2 ダブル, コーナールーム, 高層階」にアップグレードしていただくことが出来ました!
11万前後はしているようなので、およそ1ポイント2円で利用出来たのではないかと考えています。
「駅長室」という名のバーと、「インルームダイニング」を利用したので、21,400円のお支払いとナリました。
ウェルカムギフトで1,000ポイントをいただいたので、実質56,000ポイントでした。
ナリ的注意ポイント!
※ナリの、ナリによる、ナリのための注意点♪
シグネチャーカクテル専用コースターがアツい🔥
アクセス
JR大阪駅直結、スグ横、お隣、「KITTE大阪」の上、といった超便利な立地です。
「KITTE大阪」へは、1階だけでなく、2階の歩行者デッキや、地下1階の西梅田地下歩行者道路「ガーデンアベニュー」からも行くことが出来ます。
今回は、「KITTE大阪」1階にある入口を2ヶ所共利用してみました。
実際行ってみて分かった事は、西側のホテル正面玄関(車寄せ側)から入っても、東エントランス(KITTE大阪側)から入っても、中は繋がっている、という事でした!
住所:大阪市北区梅田3-2-2
・JR大阪駅西口改札直結
※「KITTE大阪」の上層階
開業:2024年7月31日
まとめ
バー「駅長室」楽しすぎました!
鉄分多めですが、鉄道に詳しくなくても楽しめるデザインや雰囲気、接客がとっても良かったです。
詳しい人ならもっとテンションアゲアゲになること間違いなしですが、ナリのような、「なんとなく乗り物が好き」な人でもめちゃくちゃ楽しめました。
例えば「切符アート」は、二人で見ながらお話してるだけで、時間が経つのを忘れてしまいそうです。
次回は、後ろのソファ席か、端っこの夜景が綺麗そうな席でゆっくり過ごしてみたい気がしてます。













































































